BLOG
“木材”という屋号に込めた想い
浜松市の家守りとして、天竜そだちの家をつくり・支える“三立木材”です。
社名の中に“木材”が入っている理由についてお話します。
当社の本社は天竜区二俣、天竜川と山に囲まれた北遠の入り口にあります。
創業は昭和22年ですが、前身の「富士中(フジナカ)製材」が創業したのは今から93年前の大正15年です。
当時、本社を構える天竜区二俣のあたりは製材所が多く、天浜線で伐り出した木材が次々と運び出され、とても賑わっていました。
しかし、時代は移り変わり、戦後の復興の資材として大変貢献した天竜材も、需要の増大に追いつけなくなってきました。
さらに、昭和34年頃には外材導入により、国産材よりも安価な輸入材が主流となってきました。
そのため、今から30年ほど前の昭和後期に入った頃から、今後は天竜材を使った住宅を供給しようと考え、工務店と不動産業に転向しました。
社名に「木材」を残し、会社のロゴに「山」と「中」という字が入っているのは、創業からの精神を受け継ごうという意志の表れです。
天竜のまちで材木屋として生まれ、育ち、「家守り」として地域を支え続けてきた当社は、あと残り何年かで創業1世紀を迎えます。
大正、昭和、平成そして、今年の5月に迎える新しい時代。
「三立木材」は、いつの時代にも「天竜」とともにあります。
そして私たちが提供する「天竜そだちの家」には、家づくりを通じてこれからも天竜材の魅力や価値を伝えていきたいという願いが込められています。
三立木材㈱
天竜本店)浜松市天竜区二俣町阿蔵182 TEL.(053)926-1800
浜松東店)浜松市東区安間町1(金原明善翁 生家敷地内) TEL.(053)545-4647
営業時間:8:00〜18:00
定休日:祝日、正月、GW
https://old.sanritsumokuzai.co.jp/